光回線のページを見ると、どこも「スマホとセットで毎月1,100円割引」と書いてあります。
でも実際に請求書を見ると、思ったほど下がっていない。そう感じたことはないでしょうか?
理由ははっきりしています。多くのセット割は、有料オプションへの加入が条件になっているからです。1,100円引かれても、そのために毎月550円や770円を払っているなら、本当に浮いたのは差額だけです。
相談者えっ、割引を受けるためにお金を払うんですか?



そうなんです。しかも申込画面では小さい注釈に書いてあるだけなので、気づかない方が多いんですよ。
ソフトバンク光やドコモ光をはじめ、ほとんどの光回線はNTTの同じ光ファイバーを使っています。このサイトで最も人気でおすすめのGMOとくとくBB光は、その同じ線に、夜も混みにくいv6プラスを最初から付けた回線です。だから速さで迷う必要はなく、違うのは月額と縛りだけ。縛りがないので、合わなければ違約金なしでやめられます。
光回線のセット割で本当に浮く金額
4つの割引を、条件まで含めて並べます。
| 割引額 | 別に必要なオプション | 手続き | 実際に浮く額(1回線) | |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光セット割 | 1,100〜1,210円 | なし | 不要(自動) | 1,100〜1,210円 |
| auスマートバリュー | 1,100円 | ひかり電話 770円 | 申し込みが必要 | 330円 |
| UQ 自宅セット割 | 1,100円 | ひかり電話 770円 | 申し込みが必要 | 330円 |
| おうち割 光セット(SB・ワイモバイル) | 1,100円 | 指定オプション 550円〜 | 申し込みが必要 | 550円 |
同じ「1,100円割引」でも、実際に浮く金額は3倍以上違います。
ドコモだけオプションが不要
表を見て分かるとおり、ドコモ光セット割だけが、追加のオプションなしで割引を受けられます。しかも申し込みも不要で、条件を満たせば自動で適用されます。
さらにドコモ MAXなどのプランなら1,210円引きです。1,210円がまるごと浮きます。
ドコモ光
- ドコモ光セット割で、スマホ代が毎月1,100円下がります。ドコモ MAXなら1,210円です(ahamoは対象外)
- 割引はファミリー割引グループ内の家族全員に、1回線ごとに付きます。最大20回線まで。離れて暮らす家族も対象です
- 月額は戸建て5,720円・マンション4,400円(タイプA・2年契約)
- 全国どこでも申し込めます
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
au・UQはひかり電話が必要です
auスマートバリューとUQの自宅セット割は、「ネット+電話」での契約が条件です。ひかり電話は月770円かかります。
つまり1,100円引かれても、770円払っているので実際に浮くのは330円です。しかも自分で申し込まないと適用されません。回線を契約しただけでは始まりません。



330円ですか…思っていたのと全然違います。



1回線ならそうです。ただ、この話には続きがあって、家族が増えると景色が変わるんですよ。
ソフトバンク・ワイモバイルは指定オプションが条件
おうち割 光セットは、指定オプション(月550円〜)への加入が条件です。ひかり電話ではなく、Wi-Fiマルチパックなどのセットになります。
1,100円 − 550円で、実際に浮くのは550円。こちらも自分で申し込む必要があります。
家族の人数が増えると答えが変わる
ここが一番大事なところです。オプション代は1回線分しかかかりませんが、割引は家族の人数分もらえます。
auスマートバリュー(1,100円引き・ひかり電話770円)で計算します。
| 割引を受ける回線数 | 割引の合計 | オプション代 | 実際に浮く額 |
|---|---|---|---|
| 1回線 | 1,100円 | −770円 | 330円 |
| 2回線 | 2,200円 | −770円 | 1,430円 |
| 3回線 | 3,300円 | −770円 | 2,530円 |
| 4回線 | 4,400円 | −770円 | 3,630円 |
1人だと微妙、2人以上なら十分に得という構造です。「セット割は損」と切り捨てるのも、「1,100円下がる」と鵜呑みにするのも、どちらも違います。



ご家族に何人同じキャリアの方がいるか。まずそこを数えてから判断してください。
何回線まで割引されるか
- ドコモ光セット割:最大20回線。離れて暮らす家族も対象です
- auスマートバリュー:2025年7月から住所の異なる家族も対象になりました
- UQ 自宅セット割:対象サービス1契約につきUQ回線合計10回線まで
- おうち割 光セット:インターネット1回線につき最大10回線まで
どれも光回線の契約は1つで足ります。家族が多いほど有利になるのはこのためです。
格安SIMごとの割引の有無は、格安SIM22社の光回線セット割を公式で確かめた一覧で一覧にしています。数百円の割引のために月額の高い光回線を選ぶと逆に損をする、という計算も載せました。
セット割が使えない人はどうするか
ahamo・povo・LINEMO・格安SIMをお使いの方には、そもそもセット割がありません。これは不利ではありません。
セット割がある人は、割引が付く回線から選ぶことになるので選択肢が狭まります。もっと安い回線があっても移りにくい。割引がない人は、月額と速度だけで自由に選べます。
この場合は素の月額が安く、契約期間の縛りがないところが向いています。
- 月額は戸建て5,390円・マンション4,290円。契約期間の縛りがありません
- 工事費も実質無料。解約するときの違約金も0円です
- 全員に5,000円キャッシュバック。乗り換えなら他社の違約金を最大60,000円まで負担してくれます
- スマホのセット割がない方(ahamo・povo・LINEMO・格安SIM)の第一候補
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
よくある質問
- オプションを後から外したら割引はどうなりますか?
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割引も止まります。オプションへの加入が適用条件だからです。ソフトバンクの場合の詳しい条件はおうち割に必要な指定オプションにまとめました。
- ひかり電話は使わなくても契約する意味がありますか?
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1回線だけなら微妙です。330円のために電話番号を持つことになります。ただし2回線以上に割引が付くなら、明確に得です。使わなくても、割引を受けるための費用と考えれば元が取れます。
- セット割は自動で適用されますか?
-
ドコモ光セット割だけ自動です。au・UQ・ソフトバンク・ワイモバイルは、回線を契約したあとに自分で申し込む必要があります。申し込み忘れで割引が付いていないケースは実際にあるので、契約後にマイページで確認してください。
まとめ
「1,100円割引」と書かれていても、有料オプションが条件なら、実際に浮くのはその差額だけです。割引額ではなく、差し引きで見てください。
オプションが不要で手続きも自動なのは、ドコモ光セット割だけです。au・UQはひかり電話770円が必要なので実際に浮くのは330円、ソフトバンク・ワイモバイルは指定オプション550円が必要なので浮くのは550円です。ただしオプション代は1回線分で、割引は家族の人数分に付きます。2人以上なら十分に得になります。
セット割の対象外のプランを使っているなら、割引に縛られる必要はありません。月額と速度だけで選べるぶん、かえって選択肢が広がります。










