賃貸に住んでいて、光回線を解約するときの撤去費用を誰が払うのか。ここを勘違いしたまま退去して、あとで請求されるケースがあります。
原則はシンプルです。回線を契約した人が払います。大家さんでも管理会社でもありません。
ただし例外があって、そこを押さえておくと払わずに済むこともあります。
相談者部屋に最初から付いていた設備なので、てっきり大家さんが払うものだと思っていました…



最初から付いていたなら、それは大家さん側の設備なので触らなくていいです。話が変わるのは、自分でネット回線を引いた場合ですね。
ソフトバンク光やドコモ光をはじめ、ほとんどの光回線はNTTの同じ光ファイバーを使っています。このサイトで最も人気でおすすめのGMOとくとくBB光は、その同じ線に、夜も混みにくいv6プラスを最初から付けた回線です。だから速さで迷う必要はなく、違うのは月額と縛りだけ。縛りがないので、合わなければ違約金なしでやめられます。
光回線の撤去費用は契約者本人が払います
判断の基準は「誰が回線を引いたか」だけです。
| 回線を引いた人 | 撤去の義務 | 費用の負担 |
|---|---|---|
| 自分で申し込んで引いた | 建物の条件による | 自分 |
| 入居前から付いていた(建物設備) | なし | 負担なし。触らない |
| 前の入居者がネット回線を引いて残していった | なし | 負担なし |
自分で申し込んで引いたネット回線は、自分の契約です。解約も撤去も契約者の責任になります。逆に、入居したときからあった設備は建物の持ち物なので、勝手に外すほうが問題になります。
入居前からあったかどうかの見分け方
思い出せない場合は、次のどれかで確認できます。
- 賃貸借契約書の設備欄:「インターネット完備」などの記載があれば建物設備です
- 自分名義の契約があるか:毎月自分に請求が来ているなら自分の契約です
- 入居時の写真や引っ越しの記録:壁の差込口が最初からあったかどうか



毎月の請求が自分に来ているかどうか。ここがいちばん確実な判断材料です!
撤去を求められるかどうかは許可を取ったときに決まっています
賃貸で自分で回線を引いた場合、工事の許可を取ったはずです。そのときのやりとりに、退去時の扱いが書かれています。
大家さん側の答えは、だいたい次のどれかに分かれます。
| 許可のときの条件 | 退去時にどうなるか |
|---|---|
| 「そのまま残していい」 | 撤去不要。費用は0円です |
| 「退去時に撤去してください」 | 撤去が必要。費用は契約者負担です |
| 何も決めていない | 退去時にもめる原因になります。早めに確認を |
「そのまま残していい」と言われるケースが実は多いです。次の入居者がそのまま使えるので、大家さんにとっても悪い話ではないからです。



うちは何も言われませんでした。それだと危ないですか…?



退去のときに聞かれる可能性はあります。まだ住んでいるうちに、メールなど文字に残る形で確認しておくと安心ですよ。口頭だけだと言った言わないになりますから。
持ち家の場合
持ち家なら誰にも相談する必要がありません。撤去するかどうかは自分で決められます。
光コラボなら撤去という話自体が出ません。独自回線でも、外壁に穴が残るのが気になるなど、自分の判断で決めれば十分です。売却の予定がないなら、そのまま残しておく方が多いです。次に光回線を引くときに使えることもあります。
退去時に請求されないための順番
- 賃貸借契約書と、工事許可のときのやりとりを見返す。撤去の条件が書かれていないか確認します
- 書かれていなければ、管理会社に文字で確認する。メールで「退去時に撤去は必要ですか」と聞き、返信を残しておきます
- 撤去が必要なら、解約と撤去を退去日から逆算して申し込む。NURO光は申請から30日後以降しか工事日を選べません
- 撤去が不要なら、そのまま解約手続きだけをする。
3番目が意外と厳しいです。退去日ぎりぎりに動くと工事が間に合いません。引っ越しが決まった時点で確認を始めてください。
費用がかかっても乗り換え先が負担してくれます
撤去費用を自分で払うことになった場合でも、そこで終わりではありません。次に契約する光回線が、その費用を還元してくれる制度があります。
- ソフトバンク光:他社の契約解除料・撤去費用・端末残債を合計最大10万円まで還元
- GMOとくとくBB光:他社の違約金や工事費残債を最大60,000円まで負担
- ビッグローブ光:解約金サポート特典で最大40,000円還元
引っ越し先でも光回線は必要になります。どうせ契約するなら、前の家の費用を持ってくれるところを選ぶのが自然な流れです。
- おうち割光セットで、スマホ代が毎月下がります
- 全国どこでも申し込めます。転用・事業者変更なら工事も不要です
- この窓口はキャッシュバックの受け取り率が96%と公表されています
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
よくある質問
- 撤去せずに退去したらどうなりますか?
-
撤去が条件になっていた場合、原状回復費用として敷金から引かれるか、退去後に請求されます。自分で手配するより高くつくことがあるので、条件があるなら自分で申し込んだほうが安く済みます。
- 前の入居者の設備が残っています。使えますか?
-
使える可能性があります。壁に光コンセントがあれば、そのまま契約するだけで使えることが多いです。撤去の義務は前の契約者にあったもので、今住んでいる方には関係ありません。
- 大家さんに撤去費用を請求できますか?
-
自分でネット回線を引いたのならできません。自分の契約だからです。ただし入居時から付いていた建物設備なら、そもそも自分が触る必要がないので費用も発生しません。
まとめ
賃貸で光回線を撤去する費用は、原則としてその回線を契約した本人が払います。入居前から付いていた設備であれば、負担も撤去の義務もありません。
撤去するかどうかは、工事の許可を取ったときの条件で決まっています。条件がはっきりしていないなら、住んでいるうちにメールなど文字が残る形で確認してください。退去のときに口約束を持ち出しても、証拠になりません。
退去日ぎりぎりでは工事が間に合いません。引っ越しが決まった時点で動いてください。なお、払うことになった撤去費用も、乗り換え先が還元してくれる制度の対象になることがあります。










