povoをお使いの方から、いちばんよく聞かれるのがこれです。「povoって光回線のセット割、ありますか?」
答えはありません。auのセット割(auスマートバリュー)も、UQモバイルの自宅セット割も、povoは対象外です。
ただこれ、悪い話ばかりではありません。むしろpovoの方は光回線をいちばん自由に選べる立場にいます。このページでは、なぜ対象外なのかと、では何を基準に選べばいいのかを整理します。
相談者povoにしてから、auひかりのセット割の案内が届かなくなったんですが…もう対象外ということですか?



ならないんです。ここ、勘違いされやすいところなので、最初にはっきりさせておきましょう。
ソフトバンク光やドコモ光をはじめ、ほとんどの光回線はNTTの同じ光ファイバーを使っています。このサイトで最も人気でおすすめのGMOとくとくBB光は、その同じ線に、夜も混みにくいv6プラスを最初から付けた回線です。だから速さで迷う必要はなく、違うのは月額と縛りだけ。縛りがないので、合わなければ違約金なしでやめられます。
povoに光回線のセット割はありません
auには「auスマートバリュー」という割引があります。auのスマホと対象の光回線をセットで使うと、スマホ代が毎月最大1,100円下がる仕組みです。UQモバイルにも「自宅セット割」という似た制度があります。
povoは、このどちらの対象にもなっていません。使っている電波はauのものですが、料金プランとしては完全に切り離されています。
具体的には、povoの方がauひかりを契約しても次のようになります。
- povoの基本料金は0円のまま。トッピングを買った分だけの支払いです
- auひかりの月額も通常どおり。戸建て5,610円、マンション4,455円です
- スマートバリューの1,100円は適用されません
auひかりは光回線の中で安い部類ではありません。割引が付かないのに、あえてこの価格を選ぶ理由はないというのがpovoの方の立ち位置です。
povoが対象外なのはなぜか
povoが基本料0円という、そもそも割り引く先がない料金プランだからです。
セット割というのは「スマホ代から1,100円引く」という仕組みです。povoは基本料が0円で、必要なときに必要な分だけデータを買い足す形なので、割り引く対象の月額そのものが存在しません。制度として噛み合わないわけです。



意地悪でハズされてるわけじゃなくて、仕組み上どうやっても計算が成り立たないんですよ。



あー、0円から1,100円は引けないですもんね!
povoに限らず、格安SIM全体でどうなっているかは格安SIMの光回線セット割を22社で調べた記事にまとめました。割引で光回線を選ぶと損をする計算も載せています。
povoは光回線を割引に縛られずに選べます
セット割がある人は、実は選べる回線がかなり限られています。
auをお使いの方なら、割引が付くauひかりかビッグローブ光あたりから選ぶことになります。もっと安い回線が他にあっても、1,100円の割引を捨ててまで乗り換えるのは踏み切りにくい。割引が足かせになって、結果的に高い回線を使い続けるという現象が起きます。
povoの方にはその縛りがありません。どこを選んでもスマホ代は変わらないので、光回線そのものの安さと速さだけで選べばいい。これはかなり身軽です。
povoの場合、光回線選びで見るのは実質月額です
比べるときは、月額料金ではなく実質月額を見てください。
実質月額とは、契約期間中に払う金額の合計を月数で割った数字のことです。工事費やキャッシュバックまで含めてならした、実際の負担額と考えてください。
月額だけ見ると安いのに、工事費が2万円まるごとかかる回線があります。逆に月額は普通でも工事費が実質無料の回線もある。2年使うとこれが逆転するので、月額だけの比較は危険です。
povoユーザーにおすすめの光回線3社
| 回線名 | 戸建ての月額 | マンションの月額 | 契約期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | 5,390円 | 4,290円 | 縛りなし | 最安・違約金なし |
| ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 | 3年 | 実測588Mbps |
| NURO光 | 4,530円 | 3,530円 | 2年割(24か月) | 実測934Mbpsで最速 |
povoに最も合うのはGMOとくとくBB光です
戸建て5,390円、マンション4,290円。契約期間の縛りがないので、いつやめても違約金がかかりません。povoは使う月だけトッピングを買う仕組みですよね。光回線でも同じように、縛りを持たずに必要なぶんだけ契約するという形にそろえられます。
光コラボというのは、NTTのフレッツ光の設備を各社が借りて、自社の名前で売っている光回線のことです。ドコモ光もソフトバンク光も中身は同じ設備を使っています。設備が同じなら、安いところを選ぶのが一番得という単純な話です。
povoは「必要な分だけ買う」という考え方のプランですよね。光回線でも同じように、余計な縛りを持たずに必要な回線だけを持つ、という形が合っていると思います。
- 契約期間の縛りなし。いつ解約しても違約金ゼロです
- 工事費は実質無料です
- v6プラス対応ルーターが無料で借りられます
v6プラスは、回線が混む時間帯を回避する新しい通信方式のことです。夜9時ごろに遅くなる現象を抑えられます。対応ルーターがないと使えないので、無料で借りられるのは実質的な値引きです。
- 月額は戸建て5,390円・マンション4,290円。契約期間の縛りがありません
- 工事費も実質無料。解約するときの違約金も0円です
- 全員に5,000円キャッシュバック。乗り換えなら他社の違約金を最大60,000円まで負担してくれます
- スマホのセット割がない方(ahamo・povo・LINEMO・格安SIM)の第一候補
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
速さを取るならNURO光
実測の平均が934Mbps。2位に250Mbps以上の差をつけて1位です。9,749件の測定に基づく数字なので、たまたま速かった1件ではありません。しかも戸建て4,530円・マンション3,530円と、料金でも比較した中でいちばん安くなっています。
この金額はルーター代550円を含み、2年割を適用した開通月〜24か月間のものです。25か月目からは戸建て6,600円・マンション6,270円に上がります。2年で乗り換えるつもりがないなら、ここを計算に入れてください。
速い理由は、NTTの設備を借りない独自回線だからです。フレッツ光系は多数の会社が同じ設備を共有しているので混みますが、独自回線はそこから切り離されています。
ただし提供エリアが限られます。住所によっては申し込めないので、まずエリア確認をしてください。
- 実際に測った平均の下り速度は934Mbps。測定9,749件で1位です
- 月額は戸建て4,530円・マンション3,530円(ルーター代込み・2年割適用の24か月間)で最安です
- オプション不要で最大40,000円の現金キャッシュバックが付きます
- 25か月目からは戸建て6,600円・マンション6,270円に上がります
- 提供エリアが限られています。まず住所で確認してください
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
ビッグローブ光は「そこそこ速くて全国どこでも」
実測588Mbpsで、光コラボの中では速い部類。全国どこでも申し込めます。NURO光がエリア外だった方の受け皿として考えると分かりやすいです。
なおこの回線はau・UQのセット割に対応していますが、povoの方には付きません。素の料金で判断してください。
- 月額は戸建て5,478円・マンション4,378円。全国どこでも申し込めます
- au・UQモバイルをお使いならスマホ代が毎月下がります
- NURO光やauひかりが自分の住所で使えなかった方の受け皿になります
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
povoの光回線でよくある質問
- povoからauに戻せばセット割が使えますか?
-
使えます。ただしauの月額はpovoより確実に高くなります。セット割で下がるのは最大1,100円ですから、スマホ代の上がり幅が1,100円を超えるなら意味がありません。povoの使い方をしている方なら、まず超えます。povoのまま安い光回線を選ぶほうが得です。
- povoと光回線をまとめて安くする方法はありますか?
-
セット割という形では存在しません。ただ、povoの基本料0円と、光回線の最安クラスを組み合わせるのが実質的に最も安い組み合わせになります。割引で下げるのではなく、最初から安いものを2つ持つ、という考え方です。
- 今auひかりを使っていて、povoに変えました。乗り換えるべきですか?
-
戸建てで比べると、auひかり5,610円に対してGMOとくとくBB光は5,390円。月に220円、年間で2,640円の差です。ただしauひかりは独自回線で速度に強みがあるので、速度に満足しているなら残る判断もあります。auひかりは解約時に撤去工事費がかかる場合があるので、そこも確認してから決めてください。
まとめ
povoに光回線のセット割はありません。auスマートバリューもUQの自宅セット割も対象外です。基本料0円のプランなので、割り引く対象がなく、制度として噛み合わないためです。
そのぶん、どの光回線を選んでも損得が変わりません。純粋に安さと速さで選べます。料金で選ぶならGMOとくとくBB光、速度ならNURO光、その中間がビッグローブ光です。
スマホに合わせて回線を決める必要がないので、月額と契約期間の縛りだけを見て、いちばん条件のいいものを選んでください。



povoの方は「安いものを組み合わせる」のがいちばん合っています!割引を探すより、素で安い回線を選んだほうが早いですよ。










