テレビでNetflixを見ていると、途中で止まる。少し待つと動くこともあれば、読み込みの数字が進まないまま固まることもある。
この症状は、止まり方を見れば原因が分かれます。回線が原因のこともあれば、アプリの仕様で止まっているだけのこともあります。
Netflixの公式に書かれている手順と数字をもとに、順に切り分けていきます。
相談者夜になると必ず映像が固まるんです。買って3年のテレビなので、そろそろ寿命でしょうか?



止まり方によります。まず、音は出たまま映像だけ止まるのか、全部止まるのかを思い出してください。



言われてみると、音は流れているのに映像だけ固まっていることが多いです…



それなら機器ではありません。データが間に合っていない状態です。順番に見ていきましょう。



読み込みが25パーセントから動かないこともあります。あれは何なんでしょうか?



同じ理由です。再生を始める前に必要な分をためきれていないんですよ。
いろいろ試しても直らないなら、結局は回線を変えるしかありません。GMOとくとくBB光は、ソフトバンク光やドコモ光と同じNTTの光ファイバーに、夜も混みにくいv6プラスを最初から付けた回線です。夜の遅さが直る理由はここにあります。縛りがないので、合わなければ違約金なしでやめられます。
Netflixがテレビで止まるとき、止まり方で原因が分かれる


先に切り分けてください。原因が違えば、やることも変わります。
| 止まり方 | 原因 | やること |
|---|---|---|
| 音は出ているのに映像だけ止まる | 回線 | この記事の手順を上から |
| 読み込みが◯%で進まない | 回線 | 同上 |
| 数秒止まってまた動く、を繰り返す | 回線 | 同上 |
| スキップした瞬間、次のエピソードに移る瞬間に止まる | アプリ側 | アプリの再起動と更新 |
| 何もしていないのに止まり「まだ見ていますか?」と出る | 仕様 | 操作すれば再開します |
| 特定の作品だけ止まる | アプリ側か配信側 | 他の作品を再生して確認 |
音は出ているのに映像だけ止まるなら、回線
これがいちばん分かりやすい合図です。音声より映像のほうがデータ量が大きいので、足りなくなると映像から先に崩れます。
Netflixもこの症状の原因をこう説明しています。「お使いのデバイスのインターネットの接続が弱いか不安定である、またはデバイスのアップデートが必要である可能性があります」
読み込みが◯%で止まるのも同じ理由
再生を始める前に、Netflixは先の分をためてから流し始めます。回線が細いとためきれず、数字が途中で止まります。
止まる数字に意味はありません。25%で止まる人も、89%で止まる人もいますが、起きていることは同じです。
スキップや次のエピソードで止まるなら、回線ではない
操作した瞬間に止まるのは、別の話です。オープニングをスキップした直後、次のエピソードに移る瞬間、連続再生が切り替わる瞬間。ここで止まるなら、アプリ側の問題であることが多くなります。
この場合は、あとで出てくるアプリと機器の再起動、そしてアップデートで直ることがあります。
「まだ見ていますか?」で止まるのは仕様
何もしていないのに止まった場合は、故障でも回線でもありません。一定時間操作がないと、Netflixは再生を止めて確認を出します。
寝落ちして朝に止まっていた、というのはこれです。リモコンを操作すれば続きから再開できます。
設定で直る症状と、回線を変えないと直らない症状は、次の3つで分けられます。
- 夜や休日だけ遅くなり、昼は普通に使える。回線の混雑なので、設定では直りません
- 有線でつないでも、Wi-Fiのときと同じように遅い・切れる。部屋の中の問題ではありません
- マンションで、部屋まで電話線で来ている(VDSL方式)。上限が100Mbpsで頭打ちです
1つでも当てはまるなら、この先の手順を試しても、しばらくすると元に戻ります。回線を変える判断の項に進んでください。
Netflixが25パーセントで止まるのは、再生前にためる分が届いていないから
読み込みの画面に出る数字は、再生を始める前にためている分の進み具合です。25パーセントで止まるのは、そこまで届いたところでデータが来なくなった状態を指します。
テレビの故障ではありません。同じ作品でも、時間帯を変えると最後まで進むことがあります。
25パーセントから動かないときに、順番にやること
- 別の作品を再生します。ほかの作品が普通に動くなら、止まる原因は回線ではなく作品かアプリの側です。
- テレビの電源プラグを抜いて1分待ち、挿し直します。Netflixの公式も、電源コードを抜く手順を案内しています。
- ルーターとONUの電源を抜いて30秒待ち、ONU、ルーターの順に挿し直します。
- それでも同じ数字で止まるなら、テレビをLANケーブルでルーターにつなぎます。
有線にして最後まで進むようになったら、原因はWi-Fiの側です。
スマホやテレビが2.4GHzのWi-Fiにつながっていると、電子レンジや隣の家の電波と混ざって遅くなります。ルーターと同じ部屋で使うなら、名前に「-A」や「5G」と付いた5GHzのほうにつなぎ直してください。
回線が遅いのかWi-Fiが遅いのかを分けるには、パソコンやテレビをLANケーブルでルーターに直接つないで測ります。有線で速ければ回線は正常で、Wi-Fiの側の問題です。
詳しくは → 光回線が繋がらない。問い合わせる前に試したい5つの手順
再生してすぐ止まる、何度も止まるときは、止まる間隔を数える
止まり方の間隔で、見るところが変わります。数分で分かるので、次に止まったときに数えてみてください。
- 再生ボタンを押した直後に止まる:ためる前に再生が始まっています。30秒ほど置いてから再生し直すと通ることがあります。
- 10秒から20秒おきに止まる:回線が細い状態です。テレビのアプリで速度を測る段階に進みます。
- 数分に1回、思い出したように止まる:Wi-Fiの電波です。ルーターとの距離、間にある壁、つないでいる周波数帯を見ます。
夜の時間帯だけこの症状が出るなら、建物の回線が混んでいます。夜だけ遅くなる理由は別の記事にまとめました。
Netflixが必要としている速度は、公式の数字で
回線が原因だと分かったら、次は数字です。Netflixは画質ごとに必要な速度を公表しています。
| 画質 | 解像度 | 推奨速度 |
|---|---|---|
| 高画質(HD) | 720p | 3Mbps以上 |
| フルHD(FHD) | 1080p | 5Mbps以上 |
| 超高画質(UHD) | 4K | 15Mbps以上 |
思っているより小さい数字です。1Gbpsの契約をしていても、実際にテレビへ届いているのが3Mbpsを切っていれば止まります。契約している速度ではなく、テレビの前に届いている速度で判断してください。
公式も、速度が足りないときの逃げ道を書いています。「お使いのインターネットサービスプロバイダによってインターネットの接続速度が制限されている場合は、画質設定を変更することで接続が安定したり、バッファリングの問題が解決したりすることがあります」
動画を止めずに流すために、先の分をあらかじめ読み込んでためておくことです。
回線が細いと、ためる速さが再生に追いつかなくなります。ためきれずに止まるのが「バッファが終わらない」状態です。
だから止まるのは回線が遅い瞬間ではなく、その少しあとになります。ためてあった分を使い切ったところで止まるためです。
テレビの速度は、Netflixのアプリの中で測れます
スマホで測っても、テレビの数字にはなりません。測る場所が違うと、結果も変わります。
- Netflixのホーム画面で、リモコンの[戻る]ボタンを押してメニューを開く
- プロフィールアイコンから[ヘルプ]を選ぶ
- [ネットワークを確認]を選ぶ
- 表示されない場合は、上に移動して[設定]を選びます
これでインターネットにつながっているか、Netflixに届いているか、そして速度をアプリが確認します。パソコンやスマホで測る場合は、Netflixが用意しているFast.comを使ってください。
YouTubeがテレビで止まるときも、見るところは同じです
NetflixではなくYouTubeがテレビで止まるという家も、切り分けは変わりません。音は出ているのに映像だけ止まるなら回線、操作した瞬間に固まるならアプリ側です。
違うのは数字のほうです。YouTubeは画質ごとの推奨速度を公開していて、4Kだけ、Netflixより重くなっています。
| 画質 | YouTubeの推奨速度 | Netflixの推奨速度 |
|---|---|---|
| SD 480p | 1.1Mbps | ― |
| HD 720p | 2.5Mbps | 3Mbps |
| フルHD 1080p | 5Mbps | 5Mbps |
| 4K | 20Mbps | 15Mbps |
フルHDまでは同じ5Mbpsなので、どちらか一方だけ止まることは考えにくいです。ところが4Kになると、Netflixは15Mbpsで足りるのにYouTubeは20Mbps要ります。
Netflixの4Kは見られるのに、YouTubeの4Kだけ止まる。そういう家は、届いている速度が15Mbpsと20Mbpsのあいだにあるということです。テレビ側の設定で画質を1080pに固定して止まらなくなれば、原因は回線の速度で確定します。



うちはYouTubeのライブ配信だけ止まるんです。普通の動画は平気なのに…



それは自然な症状ですよ!ライブは録画済みの動画と違って、先に読み込んでおける量がほとんどないんです。
YouTubeのライブ配信だけ止まるのは、先読みできないから
録画済みの動画は、再生している場面より先の部分をテレビが読み込んでためておけます。だから一瞬速度が落ちても、ためた分で持ちこたえます。
ライブ配信にはためておく先がありません。いま届いたものをそのまま映すので、同じ速度でも、ライブのほうが先に止まります。ライブだけ止まってほかの動画は平気なら、テレビが壊れたわけではなく、速度がぎりぎりの線にいるという合図です。
最近になってYouTubeが止まるようになったなら、変わったのは画質か周りです
何も変えていないのに、ある日から止まるようになった。この場合、変わったのはたいてい2つのどちらかです。
ひとつは画質です。4K対応のテレビに買い替えた直後や、YouTubeのアプリが更新されたあとは、自動で選ばれる画質が上がります。前のテレビでは1080pで見ていたものが、いつのまにか4Kになっていて、必要な速度が5Mbpsから20Mbpsに跳ね上がっている、ということが起こります。
もうひとつは、同じ建物のなかの利用者です。マンションで備え付けの回線を使っているなら、隣に人が引っ越してきただけで、自分の部屋に届く速度は下がります。こちらは自分の部屋の中でできることがありません。
YouTube公式も、動画の視聴には「ワイヤレスネットワーク接続ではなく有線のインターネット接続をおすすめします」と書いています。テレビの近くにLANの口があるなら、まずケーブルでつないで、それでも止まるかを見てください。有線でも止まるなら、原因は部屋の外です。
Netflix公式が示している手順を、順番にやります
順番に意味があります。下から手を付けると、原因が分からないまま時間だけ過ぎます。
- ネットワークで再生できるか確認する。公式は「モバイルホットスポット、セルラー、または衛星ネットワークなどの接続では、Netflixのご利用時に動作が非常に遅くなる場合があります」としています
- 接続速度を確認する。上のアプリ内の手順です
- デバイスを再起動する。テレビやスティックの電源を入れ直します
- ホームネットワークを再起動する。順番が決まっています
- Wi-Fiの電波を良くする。置き場所の話です
- デバイスをアップデートする。ここまでで直らなければ機器側です
機器の再起動は、抜いてから待つ時間が決まっている
公式の書き方はこうです。「デバイスの電源コードをコンセントから抜きます。デバイスの電源ボタンを1回押して、1分間待ちます。または、電源コードを3分間抜いたままにします」
抜いてすぐ挿すのでは足りません。中に残っている電気が抜けきるまで待つ、という意味です。
ホームネットワークの再起動は、順番を守ってください
ここが一番間違えられます。まとめて電源を入れ直すと、うまくいきません。
- テレビの電源を切る(またはコードを抜く)
- モデムとルーターの電源コードを抜いて30秒待つ
- モデムの電源を入れて、ランプが新たに点滅しなくなるまで待つ
- ルーターが別にあるなら、それも入れて、同じくランプが落ち着くまで待つ
- 最後にテレビを起動して、Netflixを開く
外側から順に立ち上げるのが要点です。モデムが落ち着く前にテレビをつなぐと、うまく通らないことがあります。
Wi-Fiは、置き場所だけで変わる


公式が挙げているのは3つです。
- 「ルータとデバイス同士を近づけます。可能な場合は、同じ部屋に置きます」
- 「ルータを他のワイヤレスデバイスや電化製品から離します」
- 「ルータを広い場所に、床から離して置きます。ルータを机や本棚に置くと受信状況が改善します」
床置きと、テレビ台の中はよくありません。電波は上から下に広がりにくく、金属や配線に囲まれると届かなくなります。
テレビにLANの差込口があるなら、有線でつないでください。置き場所の問題がまるごと消えます。ここで直る人はかなり多いです。
それでも夜だけ止まるなら、建物の回線
時間帯で症状が変わるかどうかが、最後の分かれ道になります。
- 昼は止まらないのに、夜だけ止まる。回線が混んでいます
- いつ見ても同じように止まる。建物に来ている設備そのものが古い可能性があります
- 有線にしても止まる。部屋の中の問題ではありません
ここまで来ると、機器を買い替えても直りません。
マンションやアパートの備え付け回線は、建物に来ている1本を全戸で分けています。人が集まる時間帯はひとり分の取り分が減るため、夜に真っ先に落ちます。
この混雑は、機器を買い替えても、部屋の中の設定を変えても減りません。減らせるのは、備え付けとは別の経路をもう1本持ったときだけです。
打てる手は、自分の回線を別に用意することです。備え付けのネットとは別の経路になるので、混雑の影響を受けません。工事の要らないホームルーターなら、管理会社への相談も要らず、コンセントに挿すだけで使えます。
Netflixが求めているのはフルHDで5Mbps、4Kでも15Mbpsです。この数字を安定して超えられれば、止まらなくなります。
- コンセントに挿すだけ。開通工事が要りません
- 契約期間の縛りも解約違約金もありません。端末代33,264円は924円×36回で、同額が毎月割り引かれます
- あとから光回線に変えたくなったら、違約金なしで切り替えられます
2026年9月時点の情報です。金額は税込。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。



LANケーブルでつないでも、9時を過ぎるとやっぱり固まります…。テレビの置き場所も動かせませんし…



そうなります。ただ、備え付けを解約する必要はありません。別の回線を1本足せば、夜だけ切り替えて使えますよ。
Netflixがテレビで止まるときのよくある質問
- Netflixに必要な通信速度はどれくらいですか?
-
公式はHDで3Mbps以上、フルHDで5Mbps以上、4Kで15Mbps以上としています。契約している速度ではなく、テレビの前に届いている速度で判断してください。テレビの数字はNetflixアプリの[ヘルプ]→[ネットワークを確認]で測れます。
- 音は出るのに映像だけ止まるのはなぜですか?
-
回線が足りていません。音声より映像のほうがデータ量が大きいため、足りなくなると映像から先に崩れます。機器の故障ではないので、まず接続と速度を確認してください。
- 読み込みが25%で止まって進まないのはなぜですか?
-
止まる数字に意味はありません。再生前にためる分を読み込みきれていない状態で、原因は回線です。0%でも99%でも、起きていることは同じです。
- 何もしていないのに「まだ見ていますか?」と出て止まるのはなぜですか?
-
これは仕様です。一定時間操作がないと、Netflixは再生を止めて確認を出します。リモコンを操作すれば、続きから再開できます。
- Fire TV Stickで止まるのですが、買い替えるべきですか?
-
買い替える前に、アップデートを確認してください。公式はホームボタン→[設定]→[マイFire TV]→[バージョン情報]→[アップデートをチェック]という手順を案内していて、「最新のファームウェアバージョンにするには、複数回更新が必要な可能性もあります」と注記しています。
- YouTubeだけ止まって、Netflixは止まりません。なぜですか?
-
4Kで見ているなら、必要な速度の差です。Netflixの4Kは15Mbps、YouTubeの4Kは20Mbpsが目安なので、そのあいだの速度しか届いていない家ではYouTubeだけが止まります。画質を1080pに落として止まらなくなれば、それで確定です。
- スマホでは止まらないのに、テレビだけ止まるのはなぜですか?
-
測る場所と、つなぎ方が違うためです。スマホは電波の良い場所で使い、テレビは動かせない場所に置かれていることが多くなります。テレビにLANの差込口があれば、有線でつないでみてください。
まとめ
Netflixがテレビで止まるとき、まず見るのは止まり方です。音は出ているのに映像だけ止まる、読み込みが◯%で進まない、数秒おきに止まる。この3つなら原因は回線です。反対に、スキップした瞬間や次のエピソードに移る瞬間に止まるならアプリ側、何もしていないのに止まって「まだ見ていますか?」と出るのは仕様です。
回線が原因だと分かったら、数字で判断します。Netflixの推奨はHDで3Mbps以上、フルHDで5Mbps以上、4Kで15Mbps以上です。契約している速度ではなく、テレビの前に届いている速度を見てください。測るのはNetflixアプリの[ヘルプ]→[ネットワークを確認]です。そのうえで公式の手順を上から順に行います。機器の電源は抜いて1分から3分待つ、ホームネットワークはモデムから外側に向かって立ち上げる、ルーターは床とテレビ台の中を避けて机や本棚に置く。ここまでで直る人がかなりいます。
有線にしても夜だけ止まるなら、部屋の中に原因はありません。備え付けとは別に、自分の回線を1本用意することになります。工事の要らないホームルーターなら管理会社への相談も要らず、フルHDに必要な5Mbpsを安定して超えられれば止まらなくなります。
ほかの症状もまとめて見るなら、症状別に原因を分けた一覧から、当てはまるところをたどれます。










